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当社・楽知ん投信は今,資本金の増額(増資)の準備を
すすめています。
今現在,当社の資本金は,8200万円です。これは設立
にあたり,社長の秋田,運用責任者の西生のほか,NPO
法人楽知ん研究所に参加する2名の学校の教師,薬剤師
といった人たちが出資したものです。
出資者=株主です。つまり,今現在,当社には5名の
株主がいます。
今すすめている増資では,既存株主の追加の出資に
加え,新たに8名の方が出資してくださることになりました。
学校教師,公務員,主婦……といった方々です。それ
ぞれの方が百万円単位の出資をされます。
プロ的な投資家の方や企業による出資ではなく,
「ふつうの人たち」
だけによる出資です。
この増資によって,資本金は2千数百万円ほど増える
予定です。株主は,既存の株主とあわせ13名になります。
この資本金は,事業を運営するための運転資金です。
いわば,会社という船を動かす燃料のようなもの。会社
という船が,より遠くまで安定して航海できるように燃料
の積み増しをしようということです。
出資者の方々は,なぜ,どういう考えで当社に出資され
ることになったのでしょうか?
当社の事業が軌道にのって安定して利益が出せるよう
になったら,出資者の方々は一定のリターンを受け取る
ことができます。
しかし,それがいつになるか,確定的なことはわかりま
せん。
また,新しい事業への出資には「その事業がうまくいか
ずリターンが得られない,出資したお金を減らしてしまう」
などのリスクがつねに存在します。
百万円単位の余剰資金があったら,
「楽知ん投信などという無名の新しい会社に出資
するよりも,安定した上場企業の株を買うほうが
よい」
と考えるのが常識的ではないかと思います。
しかし,当社の出資者は,当社への出資=投資を
選択されました。
これは,根本的には「当社を応援したい」ということに
尽きると思います。
出資は「会社という船を動かす燃料を提供する」という
ことです。
そのような形で,当社の立ち上げ・運営を下支えしたい
……という心意気で,出資(当社への投資)をされている
のです。
株主の方がたは,役員である秋田や西生などを除き,
直接当社の経営にタッチするわけではありません。
会社の仕事に直接関わるのではないけれど,根本的
なところで,深く当社にコミットしています。当社の事業
を下支えしています。
投資家とは
直接その「仕事」にたずさわることなく,
その「仕事」を根本から下支えする応援をする人
のことです。
私は,会社をたちあげて出資を募る……ということを
して,そのことがしみじみと分かりました。
「応援」には,いろいろなカタチ・方法があるでしょうが,
「出資」は,とくに濃い・強いカタチの応援である……と
いえるでしょう。
このような「投資家」の本質は,当社のような小さな
新会社への出資であろうと,上場企業への株式投資
であろうと,変わらないと思います。
ある企業の株式を買うということの本質は,その企業
を応援することなのです。
ウラを返していうと,本気で応援する気持ちがないのに
その会社の株を買う……というのでは「投資家」としての
肝心なタマシイが欠けている……といっていいでしょう。
「株式投資は,その会社・ビジネスを応援すること」
こういう株式投資のイメージを,私は澤上篤人さん(さわ
かみ投信株式会社代表)の著作で知りました。数年ほど
前のことです。
以前の私は「株式投資」というと,まず「利ざや稼ぎ」と
いった言葉が浮かんだものでした。だから,澤上さんが
語る「株式投資の本質」には,目をひらかされました。
澤上さんと出会っていなければ,「自分が投信会社を
つくる」などということは,考えもしなかったでしょう。
そのへんの経緯(どのような道のりで投信会社をつく
ろうとするに至ったか)も,おいおい書いていきたいと思い
ます。
(あきた そういちろう)
会社勤務のかたわら,「たのしい科学」の世界を子供や大人に広めるNPO法人「楽知ん研究所」で活動してきた。現在,多摩地区で妻と2人暮らし。
連絡先
akitaあっとluctinfund.co.jp
※お手数ですが「あっと」部分を「@」にご変換ください。
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