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〈ふつうのサラリーマン〉が長期投資の投信会社・楽知ん投信を立ちあげる
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(電話もなかった頃の当社オフィス)

 昨日,当社・楽知ん投信の増資のことについて書きま
した。また,当社の設立時の出資者が5名いて,資本金
8200万円で会社を設立したことなども書きました。

 今日は,その補足です。
 
 当社創立時の1人あたりの出資額は,1000万円~
1000数百万円ほどになります。

   「その出資のお金は,どうやって用意したのです
    か? 出資者の方は,普通のサラリーマンや
    学校の先生なわけですよね?」

と聞かれることがあります。
 
 その都度,私は

   「何も特別なことはありません」

と言って,つぎのように説明をしています。

 当社を設立した人たちは,会社員であれ学校の教師
であれ,勤め先からの給料をメインに生活するサラリー
マンをしてきました。

 年齢はみんな40代で,結婚して家庭を持っています。

 そのお給料をもとに,貯金したり,長期投資の投資
信託のファンドでお金を増やすことができたりした結果,
一定のまとまった資金ができました。

 その資金の一部を,会社の設立に投じたのです。
 
 私の場合は,数年前から,長期投資の投信ファンドを
積み立てなどで積極的に買い続けることをしていました。

 私は,いろいろな点で恵まれたのか,数年でその投資
(投信ファンド)が一定の成果をあげたのでした。
 
 でも,常にそうとはかぎらない,成果が保障されてい
ないのが投資です。とにかく,私の場合はそうだったと
いうことです。

 当社は,

    ふつうのサラリーマンや学校の教師が,給料か
   らの貯金や,投資信託のような一般投資家向け
   の運用でつくった資金で設立した会社

ということです。

 こういう「投信会社」って,世界的にも珍しいのでは
ないかと思っています。

   「ずいぶん大胆なことをしますね」

といわれることもあります。たしかにそうかもしれません。

 でも一方で,こんなふうにも思っています。

   「会社というのは別に〈特別なスゴイ人がつくる〉
     というものではない」

   「ふつうの人間が,自分たちがぜひ欲しいと
     思う(だから人様にもお届けしたい)サービス
     や製品をつくって世に出すためにつくる」
 
 それが,「会社」というものなのではないか。

 だから,誰でも「こうしたい」「これを何とかしたい」
という「思い」があれば「会社をつくっていい」のだ……と。

 そんなイメージは,かなり以前から持っていました。
本で読んだことや,仲間うちでいろいろ語り合ったり
する中で,そういう「会社」観というのを抱いてきました。

 いずれ,そんな「会社」観を抱くうえで,私や私の仲間
に大きな影響を与えた歴史上の人物のことも,ご紹介
したいと思います。

 「具体的な人の生き様」というのは,ものごとを考える
うえで,きわめて大事なてがかりになると思っています。

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プロフィール
名前:    
秋田 総一郎
(あきた そういちろう)
自己紹介:
 1965年,兵庫県に生まれ東京の多摩地区で育つ。鉄道会社勤務を経て,2006年に楽知ん投信(株)を設立し代表取締役に。
 会社勤務のかたわら,「たのしい科学」の世界を子供や大人に広めるNPO法人「楽知ん研究所」で活動してきた。現在,多摩地区で妻と2人暮らし。

連絡先
 akitaあっとluctinfund.co.jp

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