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11月24日(土),25日(日)に鹿児島市で開催された
「大道仮説実験ワークショップin鹿児島」
(主催:NPO法人楽知ん研究所
協働:鹿児島大学生涯学習教育センター)
というイベントに参加してきました。「大道仮説実験」というのは,
「科学のたのしさ」
「科学がみせてくれる世界のイメージ」
を,子どもや大人に伝えるための科学実験プログラム
の一種です。学校以外の場所でもできるように工夫
されているのが特長の一つになっています。「ワークショップ」では,その「大道仮説実験」のさま
ざまなプログラムをお客さんに楽しんでいただいたり,
実演する講師を養成する講座を開催したりしています。
楽知ん研究所にとって,年1回の最も大きなイベント
で,全国各地で開催してきました。今年で6回目になり
ます。
今回は,地元や全国から子どもさんも含め270人
ほどの参加がありました。
会場は,「稲盛会館」という鹿児島大学構内にある
ホールです。(タイトルの写真)このホールは,京セラの創立者・稲盛和夫さんの
寄付によるものです。設計は,建築家の安藤忠雄さん。稲盛会館は,「ホール」としては決して大きな建物
ではありません。でも,数字で表される「大きさ」以上に,
空間に「使いで」を感じます。中を歩きまわっていると,
「あ,ここにこんな場所・空間がある!」
という発見がいっぱいあります。そんなホールのさまざまな場所を使って,「大道仮説
実験」を実演したり,本やグッズを販売する出店を開い
たりしました。
これはメインホールで行われた,オープニングの様子
です。「サイフォンの原理(水の流れ方に関する法則)」を
扱った〈ジョボジョボ~〉というタイトルの「大道仮説実験」
を実演しています。
ホールは200数十人のお客さんでギッシリです。
質の高い空間で,自分たちの好きなことをたのしむと,
さらにたのしみが深くなる……今回,それをつよく感じ
ました。
「建物」「空間」は,大事です。
もちろん,「ソフト(その建物で何をするか)」が伴わな
いのに,建物だけが立派でも仕方ないでしょう。充実した「ソフト」とすぐれた建物・空間が組み合わさると,
じつに豊かでたのしい時間が生まれるのだと思います。
次回もワークショップについて書きます。
(あきた そういちろう)
会社勤務のかたわら,「たのしい科学」の世界を子供や大人に広めるNPO法人「楽知ん研究所」で活動してきた。現在,多摩地区で妻と2人暮らし。
連絡先
akitaあっとluctinfund.co.jp
※お手数ですが「あっと」部分を「@」にご変換ください。
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