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今日11月25日は,アメリカの実業家(鉄鋼王)で,
社会事業家のアンドリュー・カーネギー(1835~1919)
の誕生日です。
(写真はカーネギーを描いたイラスト。小出雅之さん作)カーネギーは,このブログの関心事・テーマのひとつ
である
「お金の使い方」
「社会にどんなお金の流れをつくるのか」を考える上で,とても重要な人物です。
以下は,カーネギーという「偉人」のことを300~400
文字ほどで紹介したものです(秋田が書きました)。
いわば「三百文字の偉人伝」です。* * * *
【三百文字の偉人伝】
アンドリュー・カーネギー
(鉄鋼王・社会事業家)1835年11月25日生まれ 1919年8月11日没
お金を使うのはむずかしいアンドリュー・カーネギー(1835~1919 アメリカ)は,
裸一貫から身をおこし,製鉄業で大成功を収めました。
ここまでは「がむしゃらに金儲けを追及する」人生でした。しかし彼は,66歳で会社を売り払い,今でいうと何兆円も
のお金に換えてしまいました。そして,それをすべて社会事
業につぎ込むことに残りの人生を費やしたのです。彼は,多くの図書館のほか,学校やホールを建設したり,
平和や教育のための基金を設立しました。
また,「いくら社会事業でも,ヘタにお金を使っては,か
えって社会にマイナスになる」と考えた彼は,いつも慎重に
検討を重ねたうえで,お金を使いました。
そんな彼の活動は,〈成功者が私財を投じて行う社会貢献〉
の模範として,後世に大きな影響を与えました。「お金は,稼ぐより使うほうがむずかしい」
と,晩年のカーネギーは言っています。
※参考文献 木原武一『大人のための偉人伝』(新潮社)
カーネギー『カーネギー自伝』(中公文庫)
* * * *
お金がたくさんあって,それで「何かよいことをしよう」
という「想い」さえあれば,自分や人々の〈笑顔〉につながる
何かがすぐに実現できるか?
……というと,おそらくそうではないのでしょう。
「そのお金をどう使えば,生きるのか」
「人々の笑顔のつくり方・方法」
について,相当の研究・試行錯誤が必要なのではないか
と思います。これから,ときどきこのように「今日が誕生日の偉人」
を紹介していきます。カーネギーのような実業家にかぎら
ず,いろんなジャンルの人をとりあげます。
(あきた そういちろう)
会社勤務のかたわら,「たのしい科学」の世界を子供や大人に広めるNPO法人「楽知ん研究所」で活動してきた。現在,多摩地区で妻と2人暮らし。
連絡先
akitaあっとluctinfund.co.jp
※お手数ですが「あっと」部分を「@」にご変換ください。
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