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写真は,最近当社で買った『証券六法(平成20年版)』
です。
おもに証券会社や投信会社など,株式や運用の世界
に関わる会社の人たちが使う本です。
「金融商品取引法」など,金融関係の法令が収められ
ています。
『証券六法』は,毎年,今ごろの時期になると最新版
が出るので,「業界」の人は買い揃えるのです。
去年(平成19年版)まで『証券六法』は,1冊本でした。
それが,今年(平成20年版)の『証券六法』は,去年
よりページが増えたので,2分冊になっています。
この分野の法整備や諸規制の変化・進展を反映して
いるものだと思います。
*
いろんな法令を集めた本を「六法」といいますよね。
「六法」とは,
「憲法」・「民法」・「商法」
「刑法」・「民事訴訟法」・「刑事訴訟法」
の6つを指すのだそうです。明治時代にできた言葉です。
法律はこの6つだけではないのですが「この6つが最も
基本的なものだ」ということで,こういう呼び方をしたのです。
それから後,いろいろな法令を集めた辞書のような本
を「六法」と呼ぶようになりました。
「六法」といわれる本で一番有名なのは『六法全書』
というものです。
これは,上記の「6つの法律」のような最も代表的な
法令を中心に集めた本です。つまり「一般向け」。
これに対し,『証券六法』のような
「ある特殊な業界や専門分野の法令」
を集めた「六法」を「特殊六法」といいます。
『鉄道六法』,『不動産六法』,『建設六法』,『農業六法』
といったものから
『スポーツ六法』,『動物六法』,『水道実務六法』
なんていうものまであります。
企業や役所では,オフィスのどこかに,自分たちの業界
や仕事に関する「特殊六法」が備えられているものです。
「特殊六法」は,大きな本屋や図書館に行くと,きっと
何冊かみることができるでしょう。
それを手にとってみると「世の中にはいろんな法令がある
んだなあ」と実感できます。
(あきた そういちろう)
会社勤務のかたわら,「たのしい科学」の世界を子供や大人に広めるNPO法人「楽知ん研究所」で活動してきた。現在,多摩地区で妻と2人暮らし。
連絡先
akitaあっとluctinfund.co.jp
※お手数ですが「あっと」部分を「@」にご変換ください。
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