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今日は,この3連休の最後に行った
24日(月)とことん大好きなことやろうじゃん!
未来に花咲くお金の使い方(東京・銀座)
という勉強会のことを書きます。カミさんと2人で行って
きました。
江戸時代から続く老舗・銀座松崎煎餅の松崎社長と,
さわかみ投信の澤上社長のミニ講演と対談。それから
たっぷり時間をとって,お客さんとの質疑応答を行いま
した。
会場は,銀座の「アップルストア」のすぐ隣りのビルに
あるホールです。繁華街のど真ん中です。100数十人
の方が参加されたようです。
お2人の対談は,澤上社長が
「どうして,松崎さんのお店は,ずっと繁栄してきた
のでしょうか?」
といった,いくつかの質問をされるところからはじまりま
した。
淡々と松崎社長は話されました。
(記憶による〈脳ミソテープ〉ですので,文責はすべて
秋田にあります)
「祖母から〈ウチはお煎餅をつくることが仕事。だか
らお前もそれを続けていくんだよ〉と言われて育って
きました。だから,それしかないんだ,という思いが
あります。
先祖も代々私と同じようなことを言われてきたんだ
と思います」
「伝統への〈こだわり〉というけど,別にこだわって
いるのではありません。今やっている仕事が私たち
にとってはふつうのこと。スタンダードなんです」
澤上社長からも,どんどん反応の言葉がでてきます。
「(企業の)伝統とか哲学って,磨きこんでいくもの。
同じことを続けることではない」
完全には再現できなくて残念ですが,「うーむ」と唸る
コトバが,次々でてきました。
そういうコトバがでてくると,手帳にメモするように
しています。
もうひとつだけメモ帳からひろってみます。
自分のメモ帳だけに書いておくのはもったいない。
「何がおいしいかどうかは,○○産だから……とか
いうことではなく,自分で食べてみて判断する。
それが出発でしょう」(松崎さん)
「まず自分で考えようよ。報道で騒いでいるケバ
ケバしい問題が,ほんとうに重要なことなのか?
考えるクセとか,方法論をひとりひとりが持って
ほしい」(澤上さん)
*
「勉強会本体」のあとは「ワンコインパーティー」
(会費500円)で,参加者どうしの交流の時間です。
こうした勉強会で「重要なソフト」のひとつが,参加者
自身です。
参加者どうしで「なぜ,この会に来たのですか?」
「こういう話が聞けてよかったですね」などと話しあうの
は,たのしいです。
そういう勉強会に来るたび「参加者との会話」で何か
得るものがあります。会話した方とその後お手紙・メール
をやりとりしたり,お付き合いがはじまったりしたことは,
何度もあります。
この勉強会の主催者・岩田理栄子さんは,きっと
「参加者自身が勉強会の重要なソフト」
であることをを深くご存知なのでしょう。
だから,勉強会のあと,いつもステキな交流のパー
ティーを開催されています。そこに力を入れておられる
感じが伝わってきます。
岩田さんが主催される勉強会にこれまで何度か参加
させていただきましたが,そのたびに,まず花が飾られ
た会場や,パーティーのステキなセッティング(500円
の会費なのに)をみて,たのしくなります。
そのほかの運営についての工夫や配慮にも感心し
ています。
この3連休,倉敷の会とこの銀座の会で,それぞれ
の個性あふれるステキな「主催者」の仕事に触れたなあ
……と感じています。
そこで感じたもの・得たものを,今度は自分が勉強会
などの「主催」にまわったときに,なんらかのカタチで
使っていきたいと思いました。
※写真は本文中の「ワンコインパーティー」のテーブル。
小さなパンを並べて雪だるまを描いてます。*
今日は,当社の仕事納め。
このブログの今年最後の記事は,明日アップします。
(あきた そういちろう)
会社勤務のかたわら,「たのしい科学」の世界を子供や大人に広めるNPO法人「楽知ん研究所」で活動してきた。現在,多摩地区で妻と2人暮らし。
連絡先
akitaあっとluctinfund.co.jp
※お手数ですが「あっと」部分を「@」にご変換ください。
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