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〈ふつうのサラリーマン〉が長期投資の投信会社・楽知ん投信を立ちあげる
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 今日は自分の「原点」をふりかえってみたいと思います。

   ふつうのサラリーマンだった自分が,
   今,投信会社をたちあげようとしている

……その「原点」です。

 年のはじめですし,昨日投信事業の登録申請書も提出
した,ひとつの節目でもあるので……

 10年も前の私は,株式投資というと「頻繁に売買を繰り
返して利ざやを稼ぐ」というイメージがあり,あまり興味が
ありませんでした。

 しかし,数年前に,楽知ん研究所(私が参加している教育
関係のNPO)の仲間に教わって,澤上篤人さん(さわかみ
投信
代表)の本を読み,考えが変わりました。

 ここで,ちょっとこんな質問をさせてください。


 【質問】
   私たち個々人が株式投資で「自分の利益」(私益)を
  追求することは,「社会全体の利益」(公益)に寄与する
  と思いますか?
   あなたの考えに最も近いのはどれでしょうか?

  ア.公益とは関係ない。株式投資で得るのは不労所得
   で,汗水たらして働くのとはちがう。

  イ.公益を害する。みんなが株式投資などに夢中に
   なると,世の中おかしくなる。

  ウ.公益に寄与する。

  エ.わからない。そんなことは考えたこともない。


 周囲の友人などに訊いてみると,おもしろいかもしれま
せん。ここは,意見が分かれることでしょう。

 私は楽知ん研究所の活動の関係で,学校の先生方
と接する機会がありますが,教育関係者のあいだでは
「株式投資など,望ましくない」という考えが有力かもしれ
ません。

 その一方で,最近は「学校教育の中で株式投資について
教えるべきだ」という意見もあります。

 澤上篤人さんは,株式投資は

   「どんな会社の株を買えば儲かるか」

ではなくて,

   「どんな社会に自分が住みたいのか」
   「そのためにどんな会社を応援したいのか」

と考えることだ,といいます。

 たとえば,こんな感じです。

   ・もし「環境問題への対応が大事だ」と思うなら,その
    方面で重要な仕事をしている会社を探して,株式を
    買う。

   ・そして,一度買ったら,短期的な価格の動きなど気に
    せず,何年でも株式を持っている。

   ・その会社が社会にとって本当に価値のある事業を
    しっかりした経営で行っているなら,会社は繁栄し,
    株価もあがっていく……

 これは,短期で売買を繰り返すような,多くの人がイメージ
する株式投資とは異なる,「長期投資」の考え方です。

 株式を買うことは,その会社の一部を「株主」として保有
することです。その会社と深くつながることです。

 そこで,株式を買い,長期的に保有することは,その会社を
つよく応援することになるのです。

 言い換えれば

   株式投資とは,自分がその価値を認めた経済活動……
   その担い手である企業を応援すること

だと思います。

 各人がそれぞれの「想い」や「予想」のもとに,自分が
「これは」と思った活動に自分のお金を投じる。

 そういう仮説実験的なお金の流れなのです。

 株式投資のそうしたイメージを,私は澤上さんの著作で
知りました。

   「お金の流れていく(使われる)方向へ,
   社会は動いていく」
 
   「お金の流れは社会をつくる」

ということを,澤上さんはいいます。

 だとすれば,意思をもって社会のお金の流れをつくって
いくことで,社会を「こうあってほしい」と思う方向へ動かす
ことができる……

   「お金の流れは社会をつくる」

   「株式投資は,社会をつくるお金の流れの
   (重要な)一部だ」

 このイメージを澤上さんの本で知ったことは,今こんな
ことをしている(投信会社をたちあげようとしている)私に
とって,「原点」のひとつだったと思います。

 自分で言うのも何ですが,私はかなり「理想派」的なとこ
ろがあるように思います。

 だから「投資」とか「お金」について,関心がないといえば
ウソになるけど,それについて深く考えることにためらいが
ありました。

 自分の「信条」とは異なる世界ではないか…という感じが
あったのです。

 でも,澤上さんの著作を通して,投資とか株式とかいった
ものに対するイメージが大きく変わったのです。

                *

 そして,もうひとつ,そんな「原点」として大事な概念
(キーワード)があります。

 それは「経済的独立」という概念です。

 これは,また後日書きます。


※写真は,会社のとなりのビルの敷地にある小さな小さな
 「神社」。会社の窓から撮影。今年の「初詣」はここで。 

 

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プロフィール
名前:    
秋田 総一郎
(あきた そういちろう)
自己紹介:
 1965年,兵庫県に生まれ東京の多摩地区で育つ。鉄道会社勤務を経て,2006年に楽知ん投信(株)を設立し代表取締役に。
 会社勤務のかたわら,「たのしい科学」の世界を子供や大人に広めるNPO法人「楽知ん研究所」で活動してきた。現在,多摩地区で妻と2人暮らし。

連絡先
 akitaあっとluctinfund.co.jp

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