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〈ふつうのサラリーマン〉が長期投資の投信会社・楽知ん投信を立ちあげる
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オフィスの窓からの景色
寒くなりました。昨日は雪がふりました。

 先日(22日),こんなことを述べました。

 「投信ファンドを買う」とは,

    自分の財産を守り育てるために,投信会社を中心と
   する一定の「しくみ・システム」と継続的におつきあい
   することである。それを買って消費して……というタイプ
   の商品とは異なる。

    だから,投信ファンドの購入は,生身の人と人とが
   信頼関係を結ぶのに似たところがある。

 「信頼」がベースになっているのは,この世のさまざまな
商品に通じることです。でも,投信は,そういう側面がとくに
色濃くあるのではないかと思います。

 会社がお客様と「信頼」を結ぶためのだいじなことがらや
方法は,たくさんあるでしょう。

 私は,その方法のひとつとして

   「顔がみえる会社」

であることは,だいじだと思っています。

 当社で考えている投信の事業(営業開始に向け準備中)
は,「直販」という形態を取ります。
 
 投信ファンドを,証券会社や銀行などの「販売会社」を
通してお届けするのではなく,自社で直接お客様にご説
明し,販売するというカタチです。
 
 たとえていえば「製造直販」です。
 
 このようなカタチ(直販)は,業界では少数派です。

 しかし,直販にすることで,会社としては自分たちの考え
を,より深くお伝えすることができる……と思っています。

 電話などでお話したり,資料や書類をやり取りしたり,
ときには勉強会・説明会でお会いしたり……そういう
さまざまな機会をとおして,お客様にじかに接すること
ができるからです。

 それは,お客様の側からすれば

   「その会社の考えや様子がみえやすい」

ということです。

 「こんな人がこんな感じでやっているんだ」というのが
伝わる機会が多いのです。

 それが,「顔がみえる」ということです。

 その会社と関係を結ぶべきか,どうつき合うかについて,
お客様が判断するための材料が,それだけ多くなるのです。

 これは,お客様にとってメリットだと,私は思っています。

                *

 さらに「顔がみえる」ことは,もうひとつ重要なことにつな
がっています。

 それは,

   その考え方や想いを深くお客様に伝えることのできる
   会社であれば,それだけ共通の考え方や想いを抱く
   資金が集まるのでは……

ということです。

 たとえば「短期ではなく長期の視野で」という運用の
考え方をしっかりとお客様に伝えることができれば,
それに賛同する,共通の想いを持つ資金が多く集まる
……そんなイメージです。

 いわば,資金の「純度」がそれだけ高くなる。

 このことで,運用する側,お金を託す側両者にとって
「めざす運用」が実現しやすくなるのではないでしょうか。

 「顔がみえる会社」であるためには,「直販」だけが「方法」
ということではないでしょう。(また「直販」でさえあれば「顔が
みえる」ようになる,というわけでもないでしょう……)

 でも,大事な・有効な方法だと思います。

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プロフィール
名前:    
秋田 総一郎
(あきた そういちろう)
自己紹介:
 1965年,兵庫県に生まれ東京の多摩地区で育つ。鉄道会社勤務を経て,2006年に楽知ん投信(株)を設立し代表取締役に。
 会社勤務のかたわら,「たのしい科学」の世界を子供や大人に広めるNPO法人「楽知ん研究所」で活動してきた。現在,多摩地区で妻と2人暮らし。

連絡先
 akitaあっとluctinfund.co.jp

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